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コントラバス

弦楽器

コントラバスは弦楽器群の最深音域を支え、重厚な低音でハーモニーとリズムの土台を築く「オーケストラの地盤」です。

通常4弦(E₁–A₁–D₂–G₂)を完全4度で調弦し、5弦モデルでは低BやCを加えてさらに深い音域をカバーします。

弓奏では雄大でまろやかな響きを、ピチカートでは弾力あるパルスを生み出し、交響曲・室内楽・ジャズまで多彩に活躍します。

スプルース表板とメイプル裏板を大型ボディに組み、肩を削ったバス・ヴィオール形やフレンチ/ジャーマンの二種の弓持ち方など独自の設計が特徴です。

レパートリーにはボッテジーニやクーセヴィツキーの協奏曲、マーラー《交響曲第1番》第3楽章のソロ、ストラヴィンスキー《春の祭典》のリズムなど、重低音の表情美を示す名作が並びます。

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